仕事と人

電池パック評価

  • 求める学部系統
  • 化学系
  • 機械系
  • 電気・電子系
  • 情報工学系
  • その他理系
開発の最終段階として、
電池パックの性能を見極める。
石田義人さんの写真

仕事内容

材料開発・電池設計・電池評価を経て開発された“電池”、そして、“電池”を車両に搭載するために、機構設計・制御システム設計を経て開発された電池パック。当社における開発の最終段階として、機能評価や安全性試験で電池パックの性能を見極めるのが電池パック評価の役割です。見極めに必要な項目は、“電池”の性能そのものから電気系、システム系 等多岐にわたり、ハイブリッド車を販売する各国の法律や安全規格に即して設定する必要があるため、法律や安全規格の改正が行われる度に評価方法の見直しが必要になります。そのため、新たな評価手法を自分たちで考え出し、試験設備の開発や導入を主導することもあります。また、試験結果を解析して設計部門などにフィードバックし、改善に向けて共に知恵を出し合うことも大切な役割です。

仕事のやりがい

車載用電池は、社会的ニーズの高まりとともに急激に成長している分野であるため、法律や安全規格 等の改正も各国で頻繁に行われています。そのため、ときには「誰もやったことがない試験や評価」に取り組む必要があります。未知の領域にチャレンジすることは苦労も多いのですが、同時に、「できなかったことができるようになる」という喜びにあふれています。また、成長分野であるがゆえに、市場動向もめまぐるしい変化を続けています。その変化に対して追いつくための努力だけではなく、むしろ、変化の先を見つめ、「自分の後ろに世の中がついてくる」というくらいの気概をもって開発にあたることが重要だと考えています。そのため、世界的な“電池”開発の動向をはじめ試験や評価の動きに敏感になり、社内外に向けて提案を行うように心がけています。

これから挑戦していきたいこと

車載用電池の世界的なスタンダードとなるような製品を開発し、商品化したいです。「電気で自動車を動かす」という技術の歴史はまだ浅く、車載用電池の開発に携わるメーカーはそれぞれが独自の仕様で製品を開発しています。とはいえ、近い将来には最も良い製品だけがスタンダードとなって残っているはずです。そのときに、私たちの手掛けた技術が世界的なスタンダードとなり、当社製品が搭載されたクルマが世界中を走っていてほしいのです。そんなワクワクするような夢が叶ったら、技術者としてこれ以上ない幸せだと思います。
石田義人さんの写真 石田義人

入社動機

自分の意欲と技量次第でどこまでも成長できる環境で働きたいと考えていました。この条件にマッチするのが車載用電池という分野であり、その中でリーダーシップを発揮しているのが当社でした。

学生へのPR

世界的なスタンダードとなる製品技術を確立し、業界のトップシェアを狙う。技術者として、そんな可能性にあふれた分野で製品開発にチャレンジできることが当社の魅力です。まだまだ新しい会社だからこそ、自らアイデアを発信していくことで、それが実現されやすい環境があります。

Contents Index