仕事と人

制御
システム設計

  • 求める学部系統
  • 電気・電子系
  • 情報工学系
  • その他理系
”電池”の性能を最大限に
引き出し、クルマを安全に
走行させる頭脳を生み出す。
小塚悠介さんの写真

仕事内容

ハイブリッド車は、エンジンとモーターを切替えながら、もしくは併用しながら走行するため、ハイブリッド車に搭載された“電池”は、充電と放電の切り替えを絶えず行っており、電圧や電流、温度 等は刻々と変化しています。よって、これらの情報を収集し、“電池”が適切に働くように制御を行うシステムが必要になります。その制御を担うECU(Electronic Control Unit)をはじめとするシステムを設計するのが制御システム設計の役割です。各種センサー類の検討、制御用ソフトの開発、電装部品の検討や“電池”の制御設計 等、携わる仕事内容は多岐にわたります。多方面から工夫を凝らしながら、“電池”の性能を最大限に発揮させつつ、クルマを安全に走行させるという目標を実現していきます。

仕事のやりがい

制御システム設計の仕事は、ハードやソフト、電装部品など、様々な分野の仕事の集合体でもあります。私はこれまでは主にハード設計を担当していたのですが、今年からチームリーダーとして電装部品の検討と制御設計にも携わるようになりました。まだまだ学ぶことが多く苦労も多いのですが、そのことがむしろ面白さにつながっています。より広い視野と知識を身につけることで、制御システム全体を把握した人材になりたいと思っています。当社は、「“電池”を正しく扱う」ということにかけては世界で有数の会社だと私は感じています。これからもそうあり続けるためにも、新たな技術にどんどんチャレンジし、世界中の“電池”に関わるエンジニアをうならせるような制御システムを生み出したいです。

これから挑戦していきたいこと

当社はハイブリッド車用電源システムのリーディングカンパニーであるため、扱う技術は最先端のものが数多くあります。常に新しいことを学びながら知識を習得していけることは、技術者としてとてもやりがいのあることです。ときには、私が携わった回路の方式の新規性が認められ、特許の取得に至ることもあります。そんなときは、努力が客観的に評価され、同じ分野で切磋琢磨するエンジニアたちからも一目置かれる存在になれたようで、とてもうれしいです。そして何と言っても、一番大きなやりがいは、開発に携わった製品が搭載されたクルマを街で見かけたときです。テレビCMなどでも頻繁に見かけますから、思わず自慢したくなる気分です。おかげさまで現在、ハイブリッド車の普及は加速しており、今後もこういった機会がますます増えると思います。そう考えると、開発に向けて更にやる気が沸いてきます。
小塚悠介さんの写真 中野和城

入社動機

大学では電気・電子回路技術を学び、前職では車載用情報機器の回路設計を行っていました。これらの経験を活かしながら、最先端の技術に携わりたいと考えて当社への入社を決めました。

学生へのPR

私が当社への入社を決めた理由の一つに、職場の雰囲気があります。入社前に職場訪問をした際に、職場上司、先輩と面談させて頂きました。その時の上司と先輩社員のやり取りが、和気藹々とした雰囲気で行われていたのが、非常に印象に残っています。実際に入社してからも職場の雰囲気が良く、互いに助け合い、人を大切にする会社だと感じています。

Contents Index